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&tag(Palm,Program);

OS4.0以降のアプリをOS3.5に対応させるための変更点。
#contents

***ウィンドウ境界の取得方法
OS4.0以降では、
 RectangleType	bounds;
 FrmPtr		frmP = FrmGetActiveForm ();
 
 WinGetBounds (FrmGetWindowHandle(frmP), &bounds);
と書くところを、
 WinGetDrawWindowBounds (&bounds);
とする必要がある。OS4.0以降でもこのまま使用可。
*ウィンドウ境界の取得方法 [#z7e330b7]
#geshi(C){{
RectangleType	bounds;

***Table Item Type
 TblSetItemStyle (tableP, row, column, type);
のtypeの部分。~
行の高さを11pixels未満にするためには「tallCustomTableItem」を指定する必要があるが、OS3.5ではこれが使えないため、「customTableItem」を指定。当然11pixels未満には出来ない。
WinGetDrawWindowBounds (&bounds);
}}

PEG-N700CのようにOS3.5のハイレゾ機種では、スモールフォントで表示出来ても、テーブルの行の高さはスタンダードフォントと同じになってしまうため、間が抜けることになる。
ちなみに、OS4.0以降では次のようにすることも出来るが、OS3.5ではエラーになる。
#geshi(C){{
WinGetBounds (FrmGetWindowHandle(FrmGetActiveForm ()), &bounds);
}}

*Table Item Type [#t29d6b0c]
#geshi(C){{
TblSetItemStyle (tableP, row, column, type);
}}
のtypeの部分に、OS3.5以前では「tallCustomTableItem」を指定できない。

#hr
蛇足
-customTableItem : テーブルに設定したフォントで、行の高さが決まる。
-tallCustomTableItem : フォントに関わらず、行の高さを自由に指定できる。
#geshi(C){{
TblSetRowHeight (table, row, height)
}}
-OS5以降やハイレゾCLIEにおいて描画処理でスモールフォントを表示する場合、テーブルに設定したフォントと実際に表示されるフォントが違うため、「tallCustomTableItem」にしないと、必要以上に行間が開いてしまう。
-OS5以降のCLIE や tsPatch を適用している場合は、テーブルにスモールフォントを直接設定できるため「customTableItem」でも問題無い。
-PEG-N700CのようにOS3.5のハイレゾ機種では、スモールフォントで表示出来ても、テーブルに「tallCustomTableItem」を指定できないため、行の高さはスタンダードフォントと同じになってしまい、間が抜けることになる。この場合、文字を描画する座標を、テーブルの配列を無視して計算するしかなさそう。