「EPOC Connect」はPalmでいうHotSyncマネージャのようなもので、予定、アドレス帳、メールなどのデータをMakoとPCのOutlookとでシンクロさせたり、アプリケーションをインストールしたりすることが出来ます。
自分の場合は今のところ日本語環境が無いし、Outlookは使う気がしないし、基本的なPIM機能はPalmが有るので、シンクロ機能は当分使う予定はありません。
しかし、この「EPOC connect」というかPSIONのPCとの接続機能は、なかなかの優れものです。PalmのHotSyncマネージャよりも優れていると思う点をいくつか挙げてみます。
Palmではサードパーティー製ソフトで実現できることが多いのですが、標準でこの位強力なものであれば文句無しです。
特にやることはないのですが、一応コントロールパネルで以下のように設定しました。
高級感は無いですが、丸味を帯びた形と色使いはオシャレだと思います。でもロゴはmakoよりrevoの方が格好良いかも。
Palmよりふた回り程大きくて重量は200gです。胸ポケットに入れるのは辛いですが、ズボンまたは鞄に入れて持ち歩くのであれば全く苦にならないでしょう。
液晶を開けた時にキーボードがせり出すPSION特有のギミックは、なかなかスムーズで感触が良いものです。癖になりそう^^でもこれは単なるデザインのためのデザインではなく、工業デザイン的にも優れています。というのは、Makoを机などに置いて使う時に、液晶の重さで後ろに倒れてしまわないための工夫だったりもするのですから。軽量でも安定した操作が出来るようにデザインされている訳です。
480×160ピクセル16階調のモノクロ液晶は以外と小さくてバックライトも無いのですが、とても見易いです。WorkPad c3と比べると縦は同じドット数ですが、ドットが詰まっていてフォントが綺麗に見えます。(壁紙はrevoのまま^^)
これはMako自体を両手で持って親指で押すことを前提に作られているらしく、確かにそうするのが一番押しやすいと思いますが、机に置いて両手で普通に使うことも可能です。ただし、キーボード自体はあまりクリック感が無く、またキーが上下にストロークするのでは無くて下側を支点として上に回転するような動きなので、素早く入力するには多少慣れが必要かもしれません。自分の場合は、元々ブラインドタッチで打てる訳ではないので、そのぐらいのスピードであれば何とかなるかな〜といったところです。
Palmに慣れた者としては、アプリケーションボタンが無いのがちょっと不便。でも、液晶の一番下にアプリケーションアイコンが並んでいるので、このアイコンと設定のところに書いたケースを開けた時に電源ONとを組み合わせれば、同じ様な使い方が出来るかな〜と思っています。(早く液晶保護シート貼らないと、指紋だらけになりそう^^)
早急に日本語化します。
主な用途はテキスト入力で、ちょっとだけメールも使いたいので、そういった使い方が出来るようなアプリを物色中。Palmの不得意なところを補えれば良いかなと思っています。
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