ご無沙汰しています。

夏以降、仕事が大変忙しくて、肉体よりも精神的にまいっていました。まだまだ山場はこれからなんですけど、最近は現実逃避をしてPalmのプログラミングを再開しました。それは良いんですが、これがまた難題が多くてね〜、何をしてくれるんだPalmOneって感じです。

ダイナミックインプットエリアっていうんですか、あのTT3のワイド画面、プログラムする側からすると結構曲者で、思わぬ動作をするんですよ。勝手にシルクエリア表示したり。放っといてって感じです。それに比べると、SONYのシルクマネージャの方がよっぽど素直でよろしい。逆に言うと、何もしてくれないんですけど。

愚痴ってても仕方が無いので、DIAに対応するついでに、表示関係をちょこっといじってみました。ま、邪魔くさいかもしれませんが、プログラマーの遊びだと思って許してやってください。

もうひとつついでに、PEG-S320のようなハイレゾでは無いCLIEで起動した時にエラーになる不具合も対応しました。まだまだ海外ではそういった機種を使っている方も多い（？）ようで。

みちえるさんにお褒めの言葉をもらえて嬉しいです！ご要望は承りましたが、実現する保証はできません(+_+)\バキッ！

ここのところ、てか、PsDBを最後にリリースして以来、プログラミングの方は全く手をつけていません。幸い致命的なエラーも出ていない様なので、しかも仕事が忙しいこともあり、完全に放置プレイ（プレイって）状態なのですが、ご意見はいくつか頂いているので、そろそろ再開しようかなと思っているところです。

それにしても、OS6とか縦長・横長の画面とか、益々プログラムは複雑になりそうです。OS4以前のCLIEのハイレゾアシストのように、ハードというか機種側で対応してくれれば楽なんですけどね。（出来ないのは分かってますけど）

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さて、話は変わりますが、「 医療に使えるPalm 」という本が出ました。

あまり自分とは関係無い内容かなと思うのですが、少しでも関わりがあると、やはり気になるもの。というのも、この本の中でPsMemoを紹介して頂いているのです。ちょっと自慢(^^)

で、右脳さんのところで、この本のプレゼント企画を始められたようなので（太っ腹ですね）、興味の有る方は面白い話を書いて、右脳さんまでメール送っちゃいましょう！

引き続きPsDBですが、ファイルの読込み時間を短縮しました。・・・というより、正確には、やっとこさVer.0.2と同等に戻ったというところです。

プログラム的にはほとんど変えていないのに、何でVer0.3は遅かったのか？旧バージョンと徹底比較（？）して分かったことがあったので、以下、自分のメモとして書いておきます。ってことで、読まないで下さい(+_+)\バキッ！

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原因は”StrLen”という文字列の長さを調べる関数でした。

別にそれ自体が悪い訳では無くて、使い方が悪いだけなんですけど。

データ読込みの処理としては、外部メモリにあるファイルの中身をパームのメモリに読込んで、それを先頭から見ていって「,」（コンマ）が有ったらそこまでを１つのデータとして格納する、ということを繰り返しているだけです（基本的に）。ただし、この処理をデータの個数だけ繰り返すので、１つ時間のかかる関数があるとその効果（？）はテキメンです。

で、その時間のかかる処理ってのが”StrLen”だったというわけです。

文字数が少なければそれほど問題にはならないのですが、読込んだファイルの中身全部の文字数を調べるなんてことを毎回やっていたので、えらい時間がかかっていたわけです。

それで、この処理を無くしたところ、ビックリするくらい早くなった（当社比）というのが、ことの顛末。てか、無くせるくらいなら始めから入れるなって話ですが、必要だと思ったんだから仕方無い・・・(--;)

こういうのって、単純に関数の問題じゃなくて、関数に渡す変数が問題になってくるので、後からだとなかなか気付かないもんなんです。

ということで、プログラムは難しいという話でした。（そうか？）

ということで、PsDBで32KB以上のファイルも扱えるようになりました。

正直、ファイルの読み書きはかなり遅いです。その時間のほとんどはファイルアクセスではなく、CSVをパームで扱うデータとして分解するのに掛かっているためCPUパワーがモノをいいます。OS5では分かりませんが、OS４以前の機種では数KB程度のファイルを扱うのが実用的でしょう。

ちなみに、Treo90で50KBのファイルを開こうとしたら、読み込みが終わった時点でオートパワーオフになりました(^^;

その代わりと言ってはナンですが、並べ替えはかなりスピードアップしましたよ。これでもう、ソート中にトイレに行っている暇は無いでしょう(+_+)\バキッ！

ただし、以前のバージョンと違い、データを編集すると並べ替えもそのまま保存されるようになりましたので、ご注意下さい。（どちらが便利かは人によると思いますが）

その他もう少し手を入れたい部分はあるものの、ひと段落ということでリリースします。

最近、仕事で1日中コンピュータの画面見てるので、変な疲れがたまってます。体動かしてないんで眠れないし。こういう仕事には向いてないなーなんて。

PsDB、Muchyさんとこでレビューして頂いておりました。ありがとうございます。

SoneさんのVisorとMacの小部屋でも詳しく紹介して頂いておりまして、ナンと言うか、相変わらず分かり易くまとめられていますね。自分も見習わなくてはと思っても、これってセンスの問題がありますからね、やはり、使い方はどちらかのサイトを参考にしてもらった方が良いですは・・・。

で、PsDBですが、次のリリースでは次のような変更、機能追加を企んでいます。

• 32KB以上のデータも扱える様にする ・・・これ、レビュー見たからじゃありません(^^)
• データの行数増加（10,000行位？）
• メモ帳への書出し機能追加
• tsPatch対応
• カラーの変更を可能に
• 5Way-Naviに対応したつもりが出来ていなかった(^^;不具合修正
• その他

と、こんなところです。これ、そのまま変更履歴に書ければ良いなーと思いつつ弄っているのですが、果たしてどうなることやら。

ま、扱えるデータ量を増やすことは目処が立ったんですけれども、どうしてもファイルの読み書きやソートなどにめちゃくちゃ時間が掛かってしまいます。この辺は汎用のデータ形式を扱うことのデメリットですが、扱えないよりは良いだろうということで、今のところ妥協する方向で・・・。

「夢のカリフォルニア」が始まったので、今日はこんなところで。