今日まで知りませんでしたけど、CodeWarrior for Palm OS が販売終了になるようです。

CodeWarrior Desktop製品販売終了のお知らせ 拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。このたび弊社では、2005年4月30日をもちまして下記のDesktop向けCodeWarrior各製品の販売を終了いたします。

これを手に入れたときからPalmwareのプログラミングにはまってしまったことを思うと、何か寂しい感じがします。

良い方に捉えると、フリーの開発環境が整ってきたのでお役御免ということですが、PDAの市場縮小と無関係ではないのでしょうね。

ま、当面困ることは無いのですが、OS6とかになると今の自分の環境では開発出来ないと思うので、いよいよ Palm OS Developer Suite に移行しろってことかも。一応インストールはしてあるものの、全く使い方分からないんですよ。

とりあえず、CodeWarriorには、さようなら。

CLIE撤退のニュースからこっち、8月以降日本語版パームが無くなってしまうというような錯覚に陥っていますが、そう考えるのはまだ早いと思い直しました。

市場にはまだまだ、CLIEをはじめとする日本語版パームが流通しているじゃないですか。中古として。

自分が中古を買ったから言う訳では無いのですが、中古だからって使用にはほとんど問題無い訳で、最新機種じゃなきゃヤダとか、中古はどうも...というこだわりが無ければ、ユーザーとしては当面困らないともいえます。もちろん、そこら辺の電気屋で買えるという物ではありませんが。特に初心者にとっては、海外から取り寄せて日本語化するというよりは遥かに敷居は低いはずです。

そこで、CLIEあるいはパームに興味がある人には、まずは中古を薦めてみるというのも良いのではないかと。そこでパームの虜になってくれればしめたもの。より新しい機種が欲しいということであれば、英語版を使うという手もあるよと、悪魔のささやきを告げるわけです。

ま、問題はパームに興味を持つ人がいるかどうかという方が大きいのですが、そこは現パームユーザーが、職場や通勤通学中に使い倒すっていう他無いような気がします。もっと言えば、カッコよく使えれば、なお可。自分のようにその格好良さにつられて買っちゃう人もいるでしょう？

ということで、使わなくなったパームは、コレクションしておかないで中古市場に流通させてあげましょう > 自分(+_+)\バキッ！

英語版Palmを日本語で使う方法のまとめ

• 英語版Palmを日本語で使う！ : 右脳せんせい
• PalmEtoJ : みちえるさん
• 英語版Palm：日本語化まとめWiki : たつやさん

昨日・今日のmizuno-amiさんの日記を見て思い出しました、自分が初めてパームを買った頃のこと。

自分がパームを使い始めた直接の動機は、会社で先輩が使っているのを見て、便利そう、さらには、カッコいいと思ったからでしたが、購入を後押ししてくれたのは、「WorkPadでござる！」とか「Ore-Oma!」といったサイトです。

これらのサイトは、パームを購入した動機から始まって、どこでどんなソフトを見つけてきたとか、ソフマップでスタイラスを買おうと思ったけど買えなかったとか、パームでサイトを更新するためにこんな苦労したとか、とか、パームユーザーの日常を綴った日記（コラム）をメインとしたサイトでした。その内容が実に等身大で、決してスマートではないのですが（失礼）、これが普通のユーザーの姿なんだなと、初心者にとっては安心（？）できたものでした。もちろん使い方もとても参考になりました。

また、パームコミュニティが実にまぶしく映り、漠然と、パームを買うとこんな楽しい人達の仲間に入れるんだと思ったのを覚えています。

今も日記を綴ったサイトは沢山ありますが、パームをどう使ったか、パームを使って何をしたかという内容は少ないように感じます。さらに扱い方にしても、内容が高度過ぎて、最近パームを買ったという人にはついていけないというのが正直なところかもしれません。

パーム界が成熟してきたと言えばそうなのでしょうが、初心者が求めているのは、自分と同じ様な立場の人がどう使っているかということかもしれません。でも、それをサイトで公開するのって、とても大変なことなのかもしれませんが。

CLIEの後継機がもう無いっていうことで、TJ25を買ってしまいました。

ウソです。

昨年TT2を壊してしまってから、修理しようか、新しいのを買おうか迷っている間に、いつの間にかTJ25が手許にありました(+_+)\バキッ！　中古で買って、裏側にちょっと傷も有るのですが、気にしない。メインは仕事で使うので傷なんてあっという間に付いてしまいますから。

ケースは、某オークションによく出ている手帳型革ケースで、見た目・機能ともPDA工房のHTTスリムケースと似ている、というかそっくりです。職場で使うには渋めなのが丁度良いかと。ケースも含めて、サイズ的には Palm V にスリムレザーケース（という名前だったかな？Palm純正のケース）をつけたのとほぼ同じで、使い慣れたサイズなので違和感がありません。胸ポケットへの収まりは大変宜しい。

手帳代わりというコンセプト通り、特に目新しい機能は有りませんが、自分のようにPIMメインで使うに人間にはジャストフィット。予定表とアドレスとちょっとしたメモが出来ればOK。あと、何といってもCLIEですから、Crs-Medocが使えるのが大きいです。

一点難点を言えば、センタージョグと、バックボタンが無い、というのに違和感があるなということ。センタージョグは慣れの問題が大きいと思いますが、バックボタンが無いのは割とイタイかもしれません。PalmOneの5-way naviのような使い方が出来ると良いのですが・・・。

何はともあれ、日本語版は気軽で良いです。とりあえず買ってきたまま、すぐに使えますからね。当分これがメイン機になるでしょう。

ソニー、クリエの新機種投入を終了 〜現行機種は7月末まで生産

CLIEというブランドは無くなるけど、他のブランドでPalmOS搭載機は出しますよ…なんて話は無いですよね。

ここのところ、TJ25、TJ37、TH55と、ある意味パームらしいCLIEを出して、やはりこいういのが売れるんだと確認したところで、CLIEの役目は終わったということなのでしょうか。あるいは、こういうの出しても、これ位しか売れないんじゃ商売にならないという判断なのでしょうか。

お家の事情は分かりませんが、何にしても日本語版パームが無くなる事は残念です。

ところで、CLIEというモルモットを失ったパームは、今後どのように進化していくのでしょう。

拙作PsDBがTreo650でも使えるってことが分かり、安心しました。5-Way navigationには対応してませんけど...。ありがとうございます > 右脳先生