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Dec 28, 2001
44.1kHzの難関(その2)
LAME Ain't an MP3 Encoderを使って80kbps以下のビットレートでもサンプリング周波数44.1kHzのMP3を作成出来る事が分かりました。
「CDex + LAME」 での変換方法を書いておきます。
1.用意するもの
- CDex : http://www.cdex.n3.net/
- CDex日本語化差分ファイル : http://www1.plala.or.jp/tsoma/
- LAME MP3 Encoder : http://www.mp3dev.org/mp3/(http://homepage1.nifty.com/herumi/)
2.インストール
CDexはインストーラーに従って下さい^^
LAMEは実行ファイル(lame.exe)を適当なフォルダに保存。
3.CDexの設定
SETUP > エンコーダーで以下のように設定。
- エンコーダー : External Encoder
- エンコーダーオプション
- エンコーダパス : lame.exe
- パラメータ配列 : -b%4 --resample 44.1 -h -x - %2
- ビットレート : 任意
※エンコーダーオプションのパラメータ配列の意味
- -b%4 : LAMEにビットレートの値を渡す
- --resample 44.1 : サンプリング周波数44.1kHz
- その他は任意です
4.エンコード
CDを入れて普通にMP3変換するだけ。
音質はなかなかで、自分が知っている中では一番良いと思います。『LAME Ain't an MP3 Encoder』のバイナリーが入手できるかどうかがカギですが・・・。(探せば現在でもバイナリーを公開しているサイトもあります)
ちなみに、CDexには標準で「Lame MP3 Encorder」のdllが付属しているのですが、サンプリング周波数の指定が出来ないため、ビットレートを80kbps以下にすると44.1kHz以外になってしまいます。
Nov 13, 2001
AudioPlayerってもう進化しないのかな〜
昨日の話題を『Palm&Music User Grup』さんで取り上げていただきました。と思ったら『Fukuzo!'s Home』さんでも!ありがとうございますm(_ _)m(T_T)。
Fukuzo!'s Homeさんでは連日連夜(?)ですね。さすがお隣さん、ツーカーです(+_+)☆\。感謝しております。
やっぱり他のサイトで取り上げてもらえるとうれしいですね。それが目的ではないものの、サイトに載せるからには一応ウラをとったり確認し直してみたりしますからね。なんて、結構間違っていることも多いのですが・・・。
調子に乗って、昨日の続き。ここからは、まさに雑記です。
MP3エンコーダに関しては、市販のパッケージソフトやシェアウェアならもっと良いものが有るのかもしれませんが、何分試してみないことには判らないので、どうしてもフリーソフトに頼ってしまうんですよね。対応しているビットレートとサンプリング周波数の組合せが明記されていると助かるのですが。でも、こういう問題ってCLIE固有のモノなんでしょうね。
いずれにしても、AudioPlayerが44.1kHz以外のMP3再生をサポートしてくれるのというが一番手っ取り早いんですよね。音楽再生機能ってN700C、N750Cの売りの1つ(というか最大の売り?)なのだから、ソフトウェアで対応できるのであれば、是非、対応してもらいたいものです。ATRAC3がメインなのかもしれませんが、正式にサポートしている以上もうちょっと使い易くしてくれないと『The Zen of Palm』に反しますよ(・・・なんて大袈裟?)
でも、実際は低ビットレートの需要って少ないのかな。別に野外でCD並の音質で聴かなくても良いと思うんですけどね〜。
もうひとつ言うと、音声圧縮方式もどんどん進化してきているので、MP3やATRAC3に限らず、もっと圧縮率の高いものへの対応もお願いしたいところです。限られたメモリを有効に使うためにも、どうにかなりませんかね>SONYさん
メモリースティックをMD並の価格で売ってくれるというのであれば許してあげます(+_+)☆\
『HopStepPalm』さん、サイト公開1カ月おめでとうございます。自分もやっと公開2カ月でございます。これからも宜しくお願いします。
NYに旅客機が墜落。事故の可能性が高いようですが、時期が時期だけに・・・。犠牲者の方にはお悔やみ申し上げます。
Nov 12, 2001
44.1kHzの難関
え〜、久しぶりにCLIEで音楽という話題。
ご存知の通り、CLIEのAudioPlayerで再生出来るMP3データはサンプリング周波数が44.1kHzでなければなりません。ですが、大抵のMP3エンコーダではビットレートを80kbps以下にすると、サンプリング周波数が44.1kHzより低くなってしまいます。(『Palm&Music User Grup』さんに詳しい)
音質が多少落ちても、ファイルを小さくして沢山の曲を持ち歩きたいという人にとってはコレがなかなかの難関なのです。
そこで、ビットレート80kbps以下でも44.1kHzのエンコードが出来る方法を探ってみました。前提条件としては、CDから直接MP3に変換出来て、かつCDDBが利用できるということです。(CD→WAV→MP3というのは面倒くさいので・・・(^_^;))
CD2WAV32 + SCMPX
CD2WAV32のMP3圧縮プログラムとしてSCMPXを使ってしまうという方法です。
『CD2WAV32』の設定
- 設定/出力ファイル
- 出力の方法→MP3ファイル出力
- 標準の圧縮方法の選択→MP3ファイル圧縮
- 設定/MP3圧縮
- MP3ファイル出力方法の選択→外部圧縮プログラムを使用
- MP3外部圧縮プログラムの設定→SCMPX互換
- 使用するプログラム→Scmpx.exe
CD2WAV32 + 午後のこ〜だ
午後のこーだの設定をフルに利用できます。
『CD2WAV32』の設定
- 設定/出力ファイル
- 出力の方法→MP3ファイル出力
- 標準の圧縮方法の選択→MP3ファイル圧縮
- 設定/MP3圧縮
- MP3ファイル出力方法の選択→午後のこ〜だDLLを使用
CDex + 午後のこ〜だ
操作が簡単。
『CDex』の設定
- SETUP/エンコーダ
- エンコーダ→Gogo-no-coda DLL Encoder
CDex + Blade's MP3 Encode
操作が簡単。
『CDex』の設定
- SETUP/エンコーダ
- エンコーダ→Blade MP3 Encoder
以上が、私が64kbpsで試してみてうまくいったものです。(他にもあるでしょうが・・・)
1が一番現実的な方法でしょう。一度CDからWAVにリッピングしてからMP3に変換するようなので、他の方法に比べると多少時間がかかりますが、手間は一緒で設定も簡単なのでお勧めかなと思います。
他は、『午後のこ〜だ(DLL)』か『BladeEnc』が手に入れば解決なのですが、特許問題で入手が困難というのが最大の難関です。困難ですが、入手する方法が無い訳ではありません。
- 『午後のこ〜だ』はソースが公開されているので、自分でコンパイルするというのが正当派
- 持っている人からもらうというのが軟派
- ネットサーフィンでバイナリーを探し当てるというのが強行派?(下記のリンクからたどれば、どこかにありますよ。良いのかどうか判らないので、直リンクはしませんが。)
他にも入手する方法はあります。
で、音質はというと、ビットレートを下げるほど悪くなるのは当然として、ノイズも目立ってきます(テンポの速い曲では顕著)。設定をいろいろいじると多少は良くなるようですが。
ビットレートを低くする場合は、曲との相性もあるかもしれません。個人的には、上記の中では『午後のこ〜だ』が一番良いかな思います。
普通は96kbps以上にするのが無難だと思います。
関連サイト
- 『CDex』
- 『SCMPX』
- 『午後のこ〜だ』
- 『Blade's MP3 Encode』
思いっきり自分用のメモだったりします。
ちょっとだけ、昨日の補足
LAME MP3 Encoderのオプションコマンドとして「-b」と「-resample」というのがあります。
この2つの値を引数としてLAMEに渡せるソフトであれば、「CDex」に限らず使うことが出来ます。
ちなみに、CD2WAV32では追加オプションとして「--resample 44.1」を指定すればOK。
mp3infp
http://www.win32lab.com/fsw/mp3infp/
エクスプローラの「プロパティ」を拡張してMP3の情報を表示したり、情報の編集ができるようになります。
クリクラNシリーズBBSで紹介されていましたが、とっても便利。MP3を聞く人は速攻インストール!