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Oct 20, 2005
魂のあるもの作り
そのスティーブとたまたま「マイクロソフトとアップルのどこが違うか」という話題になった時に、彼が言った言葉が今でも心に残っている。 「マイクロソフトのプロダクツにはソウル(魂)が無い」 この言葉には本当にまいってしまった。
Nakajima氏が、ニュートンのチーフアーキテクトであるスティーブ・キャップスと一緒に働いた時に聞いた言葉だそうです。
マイクロソフトの目的は「市場で勝つ」ことであるのに対し、アップルの目的は「良いものを作る」ことである、と。この姿勢の違いがアップルに「熱狂的なファン」が多い理由である、とも書かれています。
ビル・ゲイツだって、MS-DOSを作ったときは魂を込めていたのではないかと思いますが、企業規模が大きくなるにつれ、それ(従業員の生活も含めて)を維持する方が大事になって来たのではないか、と想像するのですが、どうなんでしょう。良い方に考え過ぎですかね。
ま、企業としてどちらが正解、というのは無いでしょう。「魂」を込めることも「市場で勝つ」ことも、どちらも大変なことであり、どちらも正当に評価されるべきことです。
ただ、いちエンジニアとしては、「魂」のあるものを作って行きたいという思いに違いはありません。それを誇りに思える企業に所属できれば、それに越したことはありませんが。
ところで、Palmは今後も「魂」のあるものづくりを続けて行ってくれるんでしょうね。信じてますよ。
Oct 02, 2005
Oct 01, 2005
raw intelligence
ちょっと前のNakajima氏のエントリですけど、ためになるのでメモとして。
マイクロソフトにおける採用面接、特に大学を卒業したての新人の採用面接で一番重視しているのは、「raw intelligence」である。直訳すれば、「生(なま)の知性」である。そこには、「知識は必要に応じて付ければ良い。一番大切なのは、新しい知識をすばやく見に付け、それを応用して難しい問題を解決する知性だ」という会社としての確固たる信念がある。
この「生の知性」が大切だということは、日々実感しています。
逆に言うと、確かに知識を身に付けることは大切だけれど、それは目的を達成するための手段であって、それ自体を目的にしてしまっては意味が無いということ。クイズ王になりたいって言うんなら別ですけど(+_+)\バキッ!
以下、駄文。
Sep 14, 2005
選挙の話題をひきずってみる
今朝、やじうま何とかというテレビ番組で、自民党の派閥だとか小泉学校だとかの話題の後に、コメンテータの勝谷誠彦氏が台本を叩きながらこんなことを言ってました。
自民党の話題ばかりで、他党(民主党?)のことはひとつも無い。民主党だって代表選という大事なイベントを控えているのに、これでは、(選挙前に自民党の話題ばかり取り上げていた)反省も何も無いじゃないか、と。
かなり意訳入ってますけど、大体こんな内容だったと思います。
何故か胸の空く思いがしました。(以前なら、ヘンなおやじがわめいているとしか思わなかったかもしれませんが。失礼。)
別にこの人の考え方が好きな訳ではありませんが、メディアの内部にいながらこういう発言をする人は貴重な存在なのではないかなと。ま、そういうことで。
関連サイト
勝谷誠彦氏のさるさる日記。面白いけど内容が過激なのでR指定ということで。
上記日記からリンクされていたページで、武道家?内田樹氏による選挙総括。有権者は「弱者は醜い」という小泉首相の「勝者の美意識」に酔いしれてしまったということか。
今年最大の事件はというと、やはり、Muchy.com の更新停止です。
パームを使い始めてからこっち、常にお世話になっていたサイトだけにショックは大きかったです。自分の Palmware もレビューして頂いていましたし。これだけ分り易いレビュー記事は、世界中探してもなかなか無いのではないでしょうか。CLIE生産終了も合わせて、日本のパーム事情はちょっと寂しい感じになってしまいました。
それと、Windows Mobile 版 Treo 発表や Access による Palm Source 買収といった、Palm OS の将来が不安になるようなニュースもありましたが、どうやら Palm OS もまだまだ主力の座は譲りそうに無いので、一安心。本家 Palm,Inc. の方は割と精力的に新機種を出してきているのが心強いところです。
これで日本語版さえ復活してくれれば・・・と願うところです。
それでは、皆さん良い新年をお迎え下さい。