Oct 20, 2005
魂のあるもの作り
ポスト @ 0:28:07 | Misc
そのスティーブとたまたま「マイクロソフトとアップルのどこが違うか」という話題になった時に、彼が言った言葉が今でも心に残っている。 「マイクロソフトのプロダクツにはソウル(魂)が無い」 この言葉には本当にまいってしまった。
Nakajima氏が、ニュートンのチーフアーキテクトであるスティーブ・キャップスと一緒に働いた時に聞いた言葉だそうです。
マイクロソフトの目的は「市場で勝つ」ことであるのに対し、アップルの目的は「良いものを作る」ことである、と。この姿勢の違いがアップルに「熱狂的なファン」が多い理由である、とも書かれています。
ビル・ゲイツだって、MS-DOSを作ったときは魂を込めていたのではないかと思いますが、企業規模が大きくなるにつれ、それ(従業員の生活も含めて)を維持する方が大事になって来たのではないか、と想像するのですが、どうなんでしょう。良い方に考え過ぎですかね。
ま、企業としてどちらが正解、というのは無いでしょう。「魂」を込めることも「市場で勝つ」ことも、どちらも大変なことであり、どちらも正当に評価されるべきことです。
ただ、いちエンジニアとしては、「魂」のあるものを作って行きたいという思いに違いはありません。それを誇りに思える企業に所属できれば、それに越したことはありませんが。
ところで、Palmは今後も「魂」のあるものづくりを続けて行ってくれるんでしょうね。信じてますよ。
Trackback
No Trackbacks
Track from Your Website
http://palm.jove21.com/trackback/tb.php?id=343
(言及リンクのないトラックバックは無視されます)
2 Comments
Re: 魂のあるもの作り
残念ながら、MS-DOSは、1から自社開発したものではなく、他者からビル・ゲイツが買い叩いてちびちびとバージョンアップしたに過ぎません ^^;)
From : Hawk @ 2005-10-20 00:38:55 編集
Re: 魂のあるもの作り
Hawkさん、教えて頂いてありがとうございます。
そうですか、始めからそういう人だったんですか。淡い幻想でした^^;
From : せんべ @ 2005-10-21 22:33:52 編集