Jan 14, 2005
特許取れれば幸せ
どうも風邪をひいたらしく、喉は痛いは鼻水は出るはで大変です。今週は力仕事が多くて辛かったのですが、もしデスクワークだったら頭がボーっとして仕事なんか何も進まなかったかもしれません。そういう意味では良かったかも。
さて、青色LED訴訟の和解のことが随分話題になっています。
8億円なんて、想像も出来ません。手にしたら人生狂いそうです。
自分もいくつか特許を書いていますが、会社からもらったご褒美は数千円程度だと思います。内容は、思いつき程度のものから実際に研究した結果出来た成果まで様々ですが、残念ながら会社に利益をもたらしたものってのは多分まだ無いと思います。将来的には効いてくるとは思うんですけどね。いずれは、多大な利益を出して、中村氏のように訴訟起こしてやる!なんて。
でも、企業にいながら、中村氏のように基本特許を取れるような環境にいたというのは、ある意味幸せだと思います。
自分は製造業で働いていますが、大多数の会社員は日々の業務に追われ、特許どころではありません。それでもちゃんと会社に利益をもたらしているのは同じはずなので、その大多数の人達と、特許を取れるような研究をできる環境にいる人とでは、若干ハンデがあるように感じてしまいます。ま、そんな環境を手に入れるのも自分の努力次第と言われればそれまでですが、会社という組織はそうとばかりも言い切れないわけで…。特許のように公に認められるものであれば、自分の主張も通り易いでしょうが(客観的な判断材料があるという意味で)、それ以外の人というのは、会社が大きければ大きいほど、自分が会社に対して幾らくらいの利益をもたらしたなんて算出することは困難でしょう。それで、上司の気分次第で給料決められて…。正当な評価なんて有ったもんじゃありません。(愚痴)
こんなこと書こうと思った訳じゃないんですが、まあいいか。
特許は仕事の素晴らしい成果の一つだけれども、仕事の成果は特許だけではないってこと。当たり前ですけど。要するに、一般人の給料上げてくれってこと(+_+)\バキッ!
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