Sep 11, 2002

あれから1年

ポスト @ 0:00:00 | Misc

あの忌わしい日からもう1年経ってしまいました。

マスコミの論調は1年前と大分変わってはきましたが、最近またぞろ恐怖の映像が世間にばらまかれ始めましたね。それでもまた自分はその映像に釘付けになってしまいそうな気がします、きっと。

ところで、先日ラジオでこんな話を聴きました。(ディテールは違うかもしれませんが、筋はこういったものだったと思います)

あるところに出家をしたいという男がいた。 ところが、妻と子供は「愛している人と離れたくないので、出家には絶対反対だ」ときかない。 どうしても出家したいと願う男は思い切ってグル(宗教指導者)に相談すると、「良い考えがある」とのこと。 グルは術により男を仮死状態にし、家族を呼び寄せた。 当然、家族はとても悲しみ、口々にこう言った。 「生き返らせて下さるなら、何でもします。」 グルは言った。 「誰かが身代わりになれば、この男を生き返らせることが出来る。」 家族は黙りこくってしまった。 長い沈黙。 と、ようやく妻が重い口を開いて言った。 「この人がいなくても私達は暮らしていけるので、このままで構いません。」 と。

単なる寓話です。どう捉えるかは人それぞれでしょう。

人を愛しているとはどういうことなのか? 誰か(何か)のために命を投げ出すことに意味はあるのか? 自分の欲求を満たすためには人を欺いても良いのか?

・・・なんて深く考える必要はないのかもしれませんが。

考える人はPal Macさんとこと、そのリンク先を見てみてください。

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