Apr 10, 2002
PDAの「A」って?
MIXS PDA/モバイルの庄司さんのコラム
必読です。
PDAの現状は、パソコンの初期の頃と似ていると思います。持っていない人にとってみれば「いろいろ出来そうだけど、別に無くても不自由しないよね」ってところでしょう。確かにそうなんですけど、そうでもないんですよ(^^)
幸いにも、何かのキッカケでPDAを手に入れたユーザーは次のような道を辿るんではないでしょうか。
- 最初は手に入れた目的のために、一生懸命使いこなそうとする。
- ある程度使えるようになると、新しい機能やソフトを試してみる。
- だんだん、使い方が固まってくる。(あるいは、使えないので他の機種にするかPDAを使わなくなる)
- 多少不便なことがあっても、今の使い方に関してはとりあえず満足。
自分の場合、1〜1年半ほど前が上記4の状態で、Palmの使い道といったらPIMとDoc文書の閲覧がほとんど全てで、Palm関係のWebサイトもほとんど見ていなかったというのが実状でした。それでも不自由なことはないんですよね。
PDAというのはPIM機能がメインで、それが便利に使えればそれで良いかなと。
でも、その考えが変わったのはCLIE PEG-N750Cを購入してからです。CLIEを購入した一番の理由はハイレゾで画面が見易いということだったのですが、今では、当初必ずしも必要ではないと思っていた音楽再生機能に惚れてしまっています。PIMとは関係ないんですけど、PDAの可能性を広げるという意味では十分にインパクトがあるものだと思います。
PDAは「Personal Digital Assistant」というくらいですから、ユーザー個人にとってのアシスタントであれば良いわけですが、そのアシストして欲しいことは人それぞれ、何もPIMに限ったことではないと思うのです。人によってはデータベースであるかもしれないし、メールやネット、画像、音楽などかもしれません。
PDAはPIM機能さえ有れば十分と思っている人でも、必要ないと思っている機能や普段使わないようなソフトを使ってみて下さい。新たな発見や生活の幅が広がる事があるかもしれませんよ。ま、PDAを生活の道具としてみた場合には本末転倒かもしれませんけど、道具によって新たな趣味や興味を喚起されても良いじゃないですか。
ユーザーがPDAの使い方を限定していたら、PDAの進化も無いでしょう。PDAの「A」が生活のアシスタントではなくて、ユーザーの成長の「アシスタント」になってくれれば、それが本当の「Personal Digital Assistant」なのかな、なんて。
書いていたら、当初考えていた内容とは大分違ってきたのですが、そんなもんです(+_+)\バキッ!
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